AsciiDocを使った設計書の作成
2025-12-22
開発環境
はじめに
設計書を作成するときにWordやExcelなどのOffice系ソフトが使われることが多いです。 ただ、上記のようなソフトでは、以下のデメリットがあります。
- 差分の管理が難しい
- マージがしにくい
- 見た目の設定と中身の設定ができるため、文章の作成に集中できない
- スタイルを統一が難しい
そこで、上記の課題を解決するAsciiDocを使った設計書の作成方法について記載します。
AsciiDocとは
AsciiDocとは、主に技術文書の作成のために設計された軽量なマークアップ言語です。 AsciiDocでよく使う記法を紹介します。
タイトルとセクションタイトル
タイトルとセクションタイトルは、以下のように記載します。 Markdownは、「#」ですが、AsciiDocでは、「=」を使用します。 セクションタイトルは、レベル1から5まであります。
= ドキュメントタイトル
== レベル1 セクションタイトル
=== レベル2 セクションタイトル
==== レベル3 セクションタイトル
===== レベル4 セクションタイトル
====== レベル5 セクションタイトルリンク
リンクは以下のように書きます。
https://google.com[Google]箇条書き
箇条書きは、Markdownと同じで、「-」や「*」で表現することができます。
- 箇条書き1- 箇条書き2- 箇条書き3表
表は、以下のように書きます。
1行目をヘッダーにする場合は、optionsにheaderを指定します。
また、表のタイトルは、
.table-title[options="header", cols="1,1"]|===
|header1 | header2
| item(1, 1)| item(1, 2)
| item(2, 1)| item(2, 2)
|===AsciiDocからPDFの作成
AsciiDocをPDFに変換するには、Asciidoctor-PDFを使用します。
以下のコマンドでインストールできます。
gem install asciidoctor-pdfPDFへ変換する場合は、以下のコマンドを実行します。
asciidoctor-pdf filename.adoc実行結果として、filename.pdfが作成されます。
まとめ
マークアップ言語のAsciiDocとAsciiDocをPDFに変換するAsciidoctor-PDFを紹介しました。 ぜひ、使ってみてはいかがでしょうか!